夜明けに訪れた世界
カーテンを開いて見えた
夜明けに訪れた世界は
休日の静けさと
少し冷えた空気の切なさで
穏やかに包み込む。
少し曇った空には
淡い光と沈んでいく夜が混ざり合い
この星の終わりとはじまりが
共存してるような静寂が流れている。
あまりにも綺麗なその世界は
慌ただしい現実の憂鬱を
忘れさせてくれるけど
永遠を信じることの出来ない僕は
それが刹那的なものだと知っていた。
だから、やがて消えていくその世界を
言葉にしたんだ。
悲しみに染まってしまう前に。
Author: Ides
病の中で歪んだ季節を
刻むべき場所が僕には必要だった。