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空白


いつかあなたが
僕たちの敗北を知ることのできる
最後の朝を思い出す時
理想を顧みる大きなクジラの尾に打たれ
えぐられた世界の空白に
ひとつの確かな後悔を
僕は紡いでいる

まだ見ぬ大地から吹き荒れる風に撫でられ
一時に湧いた清らかな情熱によってのみ
生じるそれは
白いあなたの指先が
まだ綺麗な夕焼けを映していた頃の
満ちることのない心と
ほんのわずかな冒険の匂いに誘惑された
いじらしい罪に他ならない

(けして救われることのなかった夜を
 僕たちの証明とするために)

いつかあの季節の同じ悲しみが
忘却の炎に焼かれ
灰となってしまっても
えぐられた世界の空白と
それに与えられた愛とを持って
やがてそれは
いつまでも僕の視界の片隅の中を
揺らいでいることでしょう




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いい詩ですね
  • kenji#tHX44QXM
  • URL
  • 2011.12.25(Sun)
  • Edit
ありがとうございます。
  • Ides#-
  • URL
  • 2011.12.29(Thu)
  • Edit

プロフィール

Ides

Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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