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薄闇の窓


世界へと繋がる唯一の窓には
夕闇の患いを描いて
青空の賑わいを奪い去る悲しいチャイムが
昨日と同じ色の光に染められる

壁に投影される形状だけの街が
切なく傾いた部屋の隅で
完結した僕の詩は
与えられたブルーベリーガムによって
もたらされた最後の幸福さえも
記されることはない

(僕たちは誰も知らない悲しみを知った
 僕たちは誰も知らない夜を知るだろう
 僕たちは誰も知らない患いと闘い
 僕たちは誰にも知られることなく
 死んでいった)

もうずいぶんと長い時を
完結した言葉で刻んできた
太陽の慈しみさえ拒んだ日々を
午後の干からびた誤りの死体と
空へと駆け上がる追憶の綻び

すべては孤独だった
死にいたるまで
この世のすべては孤独だった

まだ去ることのない薄闇の炎が
いつの日も同じように
窓の外で据えている






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Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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