窮屈な楽園
まぶたの裏で
一瞬をかすめる無邪気な風景は
ひと欠片も悲しみには染まらない日々。
僕はその窮屈な楽園で
数えるくらいの幸せを追いかけていた。
与えられる100円のおもちゃが
世界の全てだと 笑う子供達。
限られた場所で 限られた遊びをして
小さな自由の中で
大きな夢に包まれている。
青い空が在るだけで
完璧だった風景の一枚一枚は
鳥だけが知る静かな記憶。
僕はその窮屈な楽園で
数えるくらいの幸せを追いかけていた。
夕焼けが空の全てを染める時
滲み出る色彩の後に残ったものが
あまりにも悲しいと言うことを
星は教えてくれているように
切なく 涙のように 夜空を光らせている。
月日が変わる度に
褪せてゆく風景の中で
心は 今は
汚い傷を重ねることしか知らない。
まぶたの裏で
一瞬をかすめる無邪気な風景。
僕はその窮屈な楽園で
数えるくらいの幸せを追いかけていた。
僕はその窮屈な楽園で
数えるくらいの幸せを追いかけていた。

