詩がこの身体を取り巻いて
醜く心をさらけ出すのです。

5月の淡い風が百の季節を巡るまで
心に留めておくべき言葉が
雨に打たれて嘆いています。

足らない美意識なんて、と
嘲る雲が通り過ぎていても
病みきった美学を消せない心。

この世界の輝きを
どんな言葉でたとえても
詩が映す心は醜いものばかりで
その言葉の鏡に映る汚さに眼をそらし
放浪する病も気付かぬ振りで

正しい心の在り方や生き方など
知るよしもない僕には
歪んでいるであろう日々の中
汚れを嫌い、汚れに眼を背いて
この命を終わらせてやりたい、と
願うのです。

やはり詩は嫌いです。
それでもどこかで
詩を求めてしまう僕は・・






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