溺れた日々の傷跡を


変化してゆく時代。
変化してゆく環境。

日々は加速し、季節は巡り
いくつもの夜を越えて
今、思い出す風景の数々。

僕は生き方を忘れた。

言葉を知り
自転車の乗り方を知り
算数の足し算を覚え
タバコの味を覚え
沢山のことを知っていく中で

僕は生き方を忘れた。

当たり前のように訪れる日々は
当たり前ではなくなって
空の表情ひとつにすら
敏感に心は溺れていた。

未来には夢があった。
未来には希望があった。

人の心はもっと綺麗だと
信じていた。
人の愛はもっと温かいと
信じていた。

大人になるのを恐れた君は
どれだけの想いを
夜空にぶつけていたのだろう。

未来には夢があった!
未来には希望があった!

こんなにも汚れた人間に
なってしまった。

間違いだらけの日々に
答えなどあったのだろうか。

溺れた日々の傷跡を・・。

変化してゆく時代。
変化してゆく環境。

溺れた日々の傷跡を・・。




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