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やがてあのわずかな永遠でさえも
囚われた時の中に埋もれて
幾重かの季節において
何者でもなかった僕たちが
魂を開拓する日
その補正すべきあらゆるものの中で
補う必要のないひとつの
確かなものを見るだろう

まだ汚れていないかのような
新しい瞳が
いつか長い歳月をかけて
えぐられた時のことを
あれはまだ
今日の窓に広がった未知なる雲を追いかける
鳥のようでさえあった
小さな青空の季節を

静かに点るその代えがたい灯
あなたのえぐられた瞳から
改めて流れる涙は
ただ美しかった






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暮れと影


枯渇の空とそれに与えられた太陽が
敗者を嘲るように眩く暮れて
けれど誰も知ることはないのです
明るみを恐れて
遮られた木陰に潜んだ
悲劇のそれらを
どんな犠牲を持ってしても
それを秘め続けることの意味を

呼吸さえ不器用に
僕は無でした

どの季節にも
またはその片隅で
常に補うことの叶わない
心という弱者
まさに僕こそが影なのです
閉ざされたギリギリの世界の淵際で
自分の名を名乗ることもできず
偽りの名で詠う
僕こそが影なのです
空へ羽ばたく鳥を見上げ
落日に染まる町の影で
生きることを拒みながら
虚像のうしろで哀れに這いつくばっている
僕は影なのです




プロフィール

Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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