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流れてゆく空


どうしようもないほど
追いかけてしまう青空。

駆けても、駆けても
それは無限で

青空を見上げていると
永遠だとか、夢だとか、愛だとか
口に出すと恥ずかしいような言葉も
世界には当たり前のように
存在していると思っていた。

太陽の光に照らされて
影なんて見る必要もなく
小さな歩幅で、川沿いの道を駆けて行く。

そんな一つの風景だけが
通り過ぎた季節の中で
鮮やかな色を持つ。

まるでそれは
夢の中のように淡すぎて
現実だったのか、錯覚だったのかも
わからない。

いつからか、青空は
遠い遠い存在になって
追いかけることも疲れた僕は
その無限だった広大な青さを
虚ろに見上げるだけになった。

今日も空は流れてゆく。

時代が流れてゆく。

時代は流れてゆく。





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詩、想い


太陽の色を知らない空に
響かない悲しみを詠っていよう。

時計の秒針が無意味な時を刻むのと同様に
心から零れた不毛な言葉を 書き留めている。

思い出は溶けてゆくように
風景を染めて

雨に滲んだガラス窓のような
形のない世界は
涙の一粒だけが美しく、咲く。

偽りに寄り添う心に
涙が触れる時
それは真実になるのだろうか。

裏切りのないものなど
この世に存在しないのなら
月の裏側にしまった夢を
どうか、朝の光から遠ざけてください。

心に残されたものは
言葉だけになり
それは、一瞬の光を放ち
散っていくでしょう。

もしもそれが
詩と呼ばれるのなら
この悲しみも無意味ではなかった、と
思えるのです。




悲しみ語る人


語り尽くしたはずの悲しみが
行き場を求めて世界を循環する。

語るべき悲しみなど
本当は知らないのかもしれない。

語り継がれない悲しみを
僕は一つでも多く、知る必要がありました。

語らなければいけない悲しみを
追いかけては迷い込む、夜の深層。

語り続ける悲しみは
時の中で色褪せて

語り明かしたあなたの悲しみが
雲をまとう月のように、沈黙を守っている。

語り疲れた悲しみを
どうか、心から排除してください。

語りすぎた悲しみに
心が濁ってしまわぬように。





悲しい日


ひどく悲しい日。

まるで終末の夜のように
ひどく悲しい日。

自分を形成する全てのものに
何の価値もない事は、知っている。

呼吸へ入り込んだ憂鬱に
もがいては、溺れる、不毛な戦い。

光を求めない空は
永遠に黒くあればいい。

眩しい輝きに、手を差し伸べてしまわないように。

僕は、死を願う。

溶けたロウソクのような時間の中で、死を願う。

醜さを握りしめて、死を願う。





プロフィール

Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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