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言葉が映したもの


書き直しても、書き直しても
言葉は不完全なままでした。

溺れるまでに嘆いたそれらは
愚かに抗い続けた傷跡の全てでした。

未だにその見苦しい感情の断片が
詩と呼ばれるものなのか、分かりません。

言葉は血よりも熱く、ナイフよりも鋭く
胸の鼓動よりも激しく、涙よりも悲しく
心よりも醜く、心よりも美しく
まるでそれは、心よりも心のようでした。

唯一言えることは
不完全な心で不完全な言葉を描き続け
歪んだ心を見つめ続けた
偽りのない時間でした。





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終わりの朝


終わりの朝は未だに遠い。

続く夜の色彩が すでに色を無くしたとしても

淡い月の灯りが 乾いた大地へ墜ちたとしても

終わりの朝は未だに遠くにある。

感情の崩壊も、記憶の腐敗も

全てが静かな夜の世界で、朽ち果てたとしても。




白い溜め息


白い溜め息は 逃避するように
どこかへ消えていった。

問いかけた「死」は 涙に消える事はなく
雲に覆いかぶさる月のように
ただ、そこにあり続けた。

凍える夜は
宛てなく彷徨う風と細い恒星の光だけが
寂しそうに 世界で取り残されていた。

停止した心は 歳月の失敗を想い
そんな夜を静かに見つめていた。

季節の残骸を かき集めるように
悲しみの答えを模索して

眠り方さえ忘れて 
命の意味を、魂の居場所を

「僕は生きていたのだろうか?」

白い溜め息は 逃避するように
どこかへ消えていった。

問いかけた「生」は 涙に消える事はなく
透き通る冬の空気のように 
ただ、そこに在り続けた。

「生」は偶然のように 「死」は必然のように
ただそこにあり続けた。





プロフィール

Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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