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薄闇の空


薄闇の空。
思い出すのは薄闇の空。

心が涙を求めるとき
思い出すのはそんな空。

寒くなる季節は
どこまでも感傷的で
痛くなるまで思い出を
追いかけてしまう。

小さな世界の断片にすら
悲しみは光っているけれど
その世界で
笑顔を見つけるのは難しい。

薄闇の空。
思い出すのは薄闇の空。

心が涙を求めるとき
思い出すのは薄闇の空。




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どれほどの空


どれほどの空の数を
見てきただろう。
どれほどの空の色を
見てきただろう。

病んだほどに 見上げた世界は
目眩がするほど 膨大で
満たされないほど 重ねた想いを
悲しいほど 包み込む空。

悲しいほどに 広がる色彩に
苦しいほどの 愛を願った。

どれだけの 季節の中も
永遠を錯覚するほどに 遠く遠く流れる空。

現実から逃れるほどに 見つめ続けた空。
退屈なほどに 見上げ続けた空。

叫ぶほどの 痛みを
溜息が出るほどの 虚しさを
愚かなほどの 言葉で
壊れそうなほどの 思考で

どれほどの空の数に
どれほどの空の色に

僕は。




思い出


真夜中の微弱な隙間。

全てが静まり返る時間。

空白に近いそんな場所は
過去だけが生きている。

ふわふわと漂うように
いくつもの思い出が
押しつぶされそうなほど
たくさん、たくさん・・

そんなに持っていけないよ。

もうすぐ明日が来てしまうんだ。



太陽のいない世界


10月の曇り空は
寂しく空を漂っている。

閉鎖されたような午後が
切なく街を包んでいた。

日常の影の部分が
映し出されたような世界は
太陽の色も忘れ
まるで別世界が広がっている。

思考が眺める風景は
常に情緒的だね、と
太陽のいない世界を感じていた。

曇り空の色は悲しみの色と似ている。
こんな風景にいつも想いを重ねていた。

色褪せてゆくような色彩は
どんなものであれ
思い出に変わることを教えてくれる。

そんな10月のこと。

閉鎖されたような午後が
切なく街を包んでいた。




悲しすぎる夜


なんて悲しい夜だろう。
雨が降っている。
したたかに世界をぬらしている。

世界から置き去りにされたような夜は
ただ虚しく季節を連れてきた。

追いかけることも疲れた想いで
消えていく昨日を見つめた。

雨が降っている。
声を殺して孤独を叫ぶ。
なんて悲しい夜だろう。

痛みは永遠と続いている。

降り続ける雨のように
止まない雨のように
流れたままの涙を拭くこともせず
朝が近づく。

世界がまた一つ遠ざかるようで
消えてしまう昨日と
訪れてしまう明日と
バイタリティーのない心と
ぬれた世界の冷たさと
変わる季節の無情さと
言葉にならない悲しみが

ここにある。ここにある。

雨が降っている。
したたかに世界をぬらしている。

言葉をください。

言葉をください。

なんて悲しい夜だろう。




プロフィール

Ides

Author:Ides
   
病の中で歪んだ季節を

刻むべき場所が僕には必要でした。

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